| 戸河内挽物の唯一の後継者である新宅智也さんの作品です。 戸河内は広島県の中国山地の麓の町で豊かな山林を擁し、かつては挽きものが盛んな土地でした。 新宅さん自ら調達する材は全て西中国山地の木（トチ、クリ、ケヤキ、サクラなど）で、製材、乾燥、ろくろ挽き、塗りまで全工程一人でされています。 全工程は丸２年を要します。 まず第一に手に持ちやすいこと、を条件にろくろで挽かれるお椀のデザインはノスタルジックでありながら現代の生活の中でもしっくりきます。 塗りは貴重な国産漆（国内で消費される全量の漆の２％しかありません）の中でもさらに厳選されたものを自ら精製し、溶剤などで薄めることもされないという贅沢な漆を何度も丁寧に塗り重ねられています。 塗膜の強度をただ単に上げるための重ね塗りではなく、素地の表情（木目）を完全には覆わないよう、なるべく活かしながらかつ強度は高く、と細かく配慮されています。 この塗りの工程だけで半年がかりです。 妥協の無い、几帳面な仕事の積み重ねで仕上がった器をたくさんの方に見ていただきたい気持ちです。 |
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| お椀（高台）U-01 ■トチ ■国産漆塗 ■直径115㎜高さ80㎜ ■\6,300（税込） ■100年前のオリジナルを再現した大きさ、形です。 当時は飯椀として使われていたものです。 |
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| お椀（親碗）U-02 ■トチ ■国産漆塗 ■直径115㎜高さ76㎜ ■\6,300（税込） ■こちらもオリジナルを再現したものです。 上から見るとお椀・高台(U-01)と変わりませんが下側にエッジがあり、より手がかかりやすくなっています。 |
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| お椀（高台）U-03 ■クリ ■国産漆塗 ■直径115㎜高さ80㎜ ■\6,300（税込） ■クリの木目をより引き立たせるような挽き方が施されています。 |
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| お椀（すり鉢）U-04 ■トチ ■国産漆塗 ■直径115㎜高さ70㎜ ■\6,300（税込） ■高台部分を低くした、新しいデザインです。 |
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| ■ぐいのみ ■ケヤキ、クワ ■国産漆仕上（拭き漆） ■直径64㎜高さ40㎜（クワは45㎜） ■\2,100（税込） ■製作終了のため在庫品限りとなります。 在庫数：ケヤキ６ヶ、クワ１ヶ |
